台北帝国大学心理学教室

星期二, 2月 21, 2006

旧図書館縦方向
旧図書館横方向

台北帝大のキャンパス:その二


この二つの写真にあるのは、校門をくぐって左手に一番先に出会う帝国大学時代の建物です。つい最近までは図書館として使用されていました。これからは、「校史館(大学歴史関係の博物館)」として使用されるそうです。
旧図書館の入り口両側の飾り柱は、特殊な石材(詳しくは分かりません)で、竣工以来、少しずつ崩れて、今ではすっかり細くなっています。また、入り口上のテラスの外壁文様(丸にバツの帯が描かれているものです)は、新図書館の外壁にもモチーフとして残っております。
そのまま東へ行くと、右手に釣鐘が見えます(傅鐘といい、(戦後の)台湾大学学長を記念したもので、私が在学中には用務人員が講義の始と終わりに時間に鐘を鳴らしに来てました)、その奥のほう(南です)には本部事務局の建物があります。
事務局
現在も事務局として使用されております。
また北側には、旧文政学部、現文学部の建物があります。この建物は、「日」の字を横にしたようの形をしていて、東西方向に南と北の二棟に分かれて、三本の渡り廊下でつながれいます。次回から、その北側にあった心理学教室の現在(2006年2月)の様子をお伝えします。
旧文政学部

1 Comments:

  • At 1:04 上午, Anonymous 匿名 said…

    2006年2月15日と17日に訪問し櫻井先生と台湾大学の梁教授のご親切なご協力と適切なアレンジメントで現心理学系に保管された旧台北帝国大学時代の心理学機器と図書館特別室に保管されていた資料を調査しました。機械に就いては世界的にも残存しているのは少ない貴重な機器を拝見でき、ただ今ドイツの先生の協力を得て、確認中です。
     キャンパスが広大で、かつて旧台北帝大で実験農場用地として使用していた部分が役立っているようでした。かつての構内図と現在のこうな図と比較すると、昔の面影が残されています、現在の心理学系の建物がかつての何に相当するか興味深いところです。
     かつては白鷺が舞う田園に囲まれていたようですが、今はにぎやかな街路に囲まれているようでした、

     

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